「京の冬の旅」レポート⑤~大徳寺塔頭「大光院(だいこういん)」特別公開&今宮神社で門前菓子!~

大光院(だいこういん)とは

大徳寺塔頭「大光院(だいこういん)」は豊臣秀吉の弟「豊臣秀長」の菩提寺です。豊臣秀長は、戦国時代に秀吉を支え天下統一に貢献しました。
豊臣政権下においても、徳川家康や伊達政宗など有力な大名と秀吉の間の調整役として、政権の安定に欠かせない人物でした。

大光院は当初、奈良県大和郡山にありましたが、秀長に仕えた武将「藤堂高虎(とうどうたかとら)」によって現在地に移設されました。
開祖は大徳寺117世「古渓宗陳(こけいそうちん)」。古渓宗陳は千利休の禅の師匠です。

大光院

大光院の見どころ

茶室「蒲庵(ほあん)」

蒲庵というのは「古渓宗陳(こけいそうちん)」の別号で「蒲庵古渓」から名付けられました。
黒田如水(官兵衛)好みの茶室で他のお寺から移設されました。
移設前の露地に黒田長政(如水の子)・加藤清正・福島正則が石を寄贈したことから「三石(みついし)の席」とも呼ばれています。
石は移設されませんでしたので、名前だけが残っています。

訪問した時の露地には松葉が敷き詰められていました。これは霜から苔を守るためだそうです。


襖絵

客殿の襖絵に狩野探幽(かのうたんゆう)筆と伝わる「雲龍画」が描かれています。この襖絵はもともと屏風だったものを襖絵として加工したので、ところどころ縦につなぎ目の線が出ています。

狩野探幽といえば妙心寺法堂(はっとう)の天井画「雲龍図」が有名ですが、大光院の襖絵も迫力がある素晴らしいものでした。

今宮神社で門前菓子

あぶり餅

大徳寺のすぐ北西に今宮神社があり、帰りに門前菓子の「あぶり餅」をいただきました。
細い竹串に小さいお餅を刺し、きな粉をまぶした状態で炭火であぶります。
あぶったお餅を白味噌のタレでいただきます。
白味噌の甘い風味に、きな粉餅のこげが香ばしくて、とても美味しかったです。

「元祖一和(いちわ)」と「本家かざりや」の2店舗がありますが、今回は創業1000年といわれる「一和」さんでいただきました。
お茶とセットで一人前500円(税込み)となります。

一和

すぐ横に駐車場があり、利用者は60分無料です。

まとめ

大徳寺は22の塔頭寺院がありますが、通年公開されているのは大仙院(だいせんいん)、龍源院(りょうげんいん)、高桐院(こうとういん)、瑞峯院(ずいほういん)の4寺院だけになります。
大光院は「京の冬の旅」初公開でした。次はいつ公開されるかわからないので、見ることができてよかったです。
今後も特別公開の機会があればいろいろ訪問したいと思います。

また、京都検定では京菓子や門前菓子がよく出題されるので、食べ歩きも楽しみつつ、勉強&紹介をしていきたいと思います。

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